FUJIFILM FinePix XP80 レビュー

FinePix XP80レビュー

防水デジカメ富士フィルム FINEPIX XP80に触ることができたので、詳しくレビューしたいと思います。

富士フィルム FINEPIX XP80は、15m防水、1.75m耐衝撃構造、-10℃耐寒、防塵のタフネス性能を備えたモデル。旧モデルとなるXP70が10m防水、1.5m耐衝撃構造だったので、防水性能が5m、耐衝撃性が0.25mアップしたことになります。

防水性能だけ見れば、2015年モデルNo1のニコンAW130が30mですから、大きな差がありますが、ダイビングでもするのでなければそこまでの防水性は不要。一般的な用途であれば、15mの防水性能でも十分だと思います(2015年モデルの防水性能ランキングはこちら)。

FinePix XP80の基本性能は次のとおり。

	光学 ズーム	焦点距離 (mm)	開放F値	重量 (g)	薄さ (mm)	その他
FinePix XP80 (2015年モデル)	5倍	28-140	3.9-4.9	179	25.9	WiFi
FinePix XP70 (2014年モデル)	5倍	28-140	3.9-4.9	179	25.9	WiFi

光学ズームは5倍。焦点距離は28-140mmとなっています。レンズの開放F値は3.9。ちなみにカメラの性能についてはXP70とXP80は同じです。

*防水デジカメ(2014/2015年モデル)のスペック一覧はこちら

カメラボディの前面には、タフネス性能が印字されています。

カラーリングは、イエローに加えて、ブラック/ブルーが用意されています。

片手にすっぽり収まる大きさ。非常にコンパクトです。

厚みもそれほどないので持ちやすいですね。

上面部。右から順にシャッターボタン、電源ボタン、動画撮影ボタンが配置されています。シャッターボタンは大きめなので、グローブをはめた状態でも撮影しやすいと思います。

液晶は2.7型。画素数は46万ドット。非常にクリアに表示されます。

右上のTボタンを押すと望遠側、Wボタンを押すと広角側にズームすることが可能です。

XP80では高速連写10コマ/秒の連写機能を搭載しているため、決定的瞬間を逃しません。また、一定の間隔で連続して撮影できるインターバル撮影にも対応。定点観測などの使用できます。

また、FinePix XP80は、WiFiに対応しているため、スマホやタブレットと連携させて、すぐにSNSなどに写真を投稿することが可能。さらに、スマホやタブレットを使用してリモート操作撮影することもできます。

あとこのFinePix XP70では、アクションカメラモードも搭載。これは、アクティビティを楽しみながら、臨場感あふれる映像を記録するのに最適なモードです。ヘルメットや自転車・スノーボード・サーフィンなどにXP80を固定した状態で動画を撮影できます。

つまりGoProのような映像を、このXP80で撮影できるというわけです。

FINEPIX XP80は、15mの防水性能を有する防水デジカメ。充実した機能を装備しているため、アウトドアのアクティビティのお伴としては最適なカメラに仕上がっていると思います。

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