FX35のレビュー(ヴィーナスエンジン)

ここでは、LUMIX FX35の高画質について見てみます。

FX35の画素数は1010万画素。現在販売されているデジカメの最高画素が1200万程度ですから、 数字だけで見れば、ちょっと見劣りする感じです。

しかし、画素数が大きければ大きいほど、画質がよくなるかというと、そういうわけでもありません。同じ大きさで画素数が増えるわけですから、細かすぎてカクカクしたり、画像が暗めになったりする可能性があります。

このFX35では、画像に精細感があり、大きく拡大しても問題ないレベルです。
それでいて、画像はほどよく柔らかめな感じ。

これは、このFX35から新たに搭載された画像処理回路ヴィーナスエンジンIVのおかげでしょう。ノイズリダクション機能の向上により、くっきりとした美しい映像を得られます。

新しい画像処理回路が搭載されると、画質が大幅に向上することが多いため、デジカメを購入する際には、どんな画像処理回路が搭載されているのか、確認する必要があります。なるべく新しい回路が搭載されたデジカメを購入するとよいでしょう。