デジカメ購入ポイント(記録メディア)

デジタルカメラで記録する媒体のことです。
デジカメで使用される主なメディアとして、SD、メモリースティック、コンパクトフラッシュなどが挙げられます。

【SDカード】
事実上、デジカメで使用される標準的なメディアとしての地位を確立しています。コンパクトで使い勝手がいいうえ、大容量の画像を記録することができます。最近のデジカメは、SDカードを使用するケースがほとんどのため、SDカードを持っていれば使い回しができるため非常に便利です。



SDカードにはSDとSDHCという2つの規格が存在します。従来のSD規格では、最大容量2GBという制限が存在しました。しかし、新規格であるSDHCでは2GBを超える容量を実現しています。

なお、SDHC規格のメモリカードを使用するには、SDHC対応機器である必要があります。つまり、SDHCに対応していない機器では、SDHCメモリカードを使用することができません。また、SDHC対応機器の場合、従来のSDカードを使用することができます。

また、SDカードには、SDスピードクラスという、データ書き込み速度による分類が存在します。
Class 2/Class 4/Class 6の3つのカテゴリが存在します。
・Class 2：読み書き時のデータ転送速度が最低2MB/秒
・Class 4：読み書き時のデータ転送速度が最低4MB/秒
・Class 6：読み書き時のデータ転送速度が最低6MB/秒

raw画像などの大容量画像、動画を扱う場合、転送速度が速いほうが、メモリカードへの書き込みを高速に行うことができ、 ストレスなく操作を実行できます。ただし、転送速度が速いほうが値段も高くなりますので、自分の用途に合ったカードを 選択する必要があります。

それほど転送速度を気にしない場合にはClass 2、連写機能を重視する場合にはClass 6、というように最適なクラスのカードを選んで下さい。

【メモリースティック】
ソニー製のデジカメで使用される記録メディアです。他のメーカーで採用されていないため、使い回しができない不便さがあります。

【コンパクトフラッシュ】
一眼レフで使用されることの多い記録メディアです。SDカードに比べて大きくなります。ただし、最近ではデジタル一眼レフでも、SDカードを使用できるモデルが発売されるようになっています。今後、SDカードに統一される可能性が大です。